ハワイの天気・気候と1年の服装|季節ごとのイベントも紹介

ハワイの天気と気候

ハワイといえば、1年を通して暖かい気候でとっても過ごしやすいというイメージがありますよね。

本当にその通りで、日本の夏より湿度が低くカラッとしており、爽やかな風が吹くので1年中本当に快適。

1年の中には乾季と雨季があり、雨季に当たる11月〜4月頃は「冬」になりますが、朝晩が少し冷えるくらいで日中は暖かいです。

そんなこともあり、日本のように春夏秋冬の衣類を揃える必要がなく楽ちんです。

今回の記事では、ハワイの天気・気候と1年の服装に加え、季節ごとのイベントもご紹介していきます。

ハワイ旅行を計画中の方は必見!

CONTENTS

ハワイの天気・気候

ヒルトンワイキキラグーンから見えた虹

ハワイは、常に東から西へ貿易風(偏東風)が吹いており、1年を通し気温が24~30℃と安定しているのでとても過ごしやすいです。日本の夏のような蒸し暑さはなく、カラッとしています。そのため、エアコンをつけなくても扇風機だけで過ごす人もいるほど。

Erika

筆者も1年中ほとんど扇風機だけで過ごしていました。一度だけ8月にかなり蒸し暑いと感じた期間がありましたが、それ以外で過ごしにくいと感じたことはありません!

そして、オアフ島のワイキキは1年を通して晴天の日が多いのが特徴。これにはオアフ島にある2つの山脈が関係しており、ワイキキエリアまで雨雲が届きにくい地形になっているからなんです。雨季に入ったとしても1日中雨が続くようなことは滅多にありません。

一方で、ワイキキの山側に広がるマノア周辺は、降水量が多く熱帯雨林が広がる地域。

ハワイの天気予報では少し雨が降るだけでも雨のマークがつきますが、シャワーのような弱い雨ですぐに上がります。スコールという激しめの雨が降ることもありますが、それも1時間もすれば止むことがほとんどです。

Erika

天気予報が雨だからといって落ち込まなくて大丈夫!

雨予報の場合は折り畳み傘があると安心ですが、多少濡れてもその後太陽が顔を出せばすぐに乾いてしまうので、あまり傘をさしている人を見かけません。

それから、ハワイにハリケーン(台風)が来ることは滅多にないのでご安心を。

気候に恵まれているだけでなく、日本のような台風や地震の自然災害がないことも住みやすさにつながっています。

ハワイの年間平均気温、降水量推移

グラフで見るとわかりやすいですね。1年を通して平均気温はほぼ同じ。降水量は乾季にグッと減ります。夏場はほぼ毎日晴天!

ハワイの年間平均気温、降水量推移

ハワイの夏/乾季 5月~10月 

ハワイの夏は5月〜10月で乾季にあたります。最低気温は23℃ほど。最高気温は31℃ほどです。

気温が高く晴天が続き、ビーチで過ごすのに最も適しています。最高気温は30℃を少し超える程度で湿度が低く、風も吹いているのでとっても爽やか。

日本の夏のような猛暑になることはありません。サンセットは7時頃なので、遅くまでアクティビティを楽しむことができますよ。

ハワイの冬/雨季 11月~4月 

ハワイの冬は11月〜4月で雨季にあたります。最低気温は20℃ほど。最高気温27℃ほどです。

12月末あたりは、寝る際に毛布が必要なくらい寒くなる場合もありますが、通常は冬といっても朝晩少し肌寒いと感じる程度。日中は太陽が出れば海で泳げるほど暖かいです。そのため、乾季と変わらない服装+羽織るものだけ用意すればOK。

また、気になる雨量ですが一日中雨が降ることはなく「シャワー」といって朝夕などに弱い雨が降る程度です。雨上がりには虹が見られることがよくあり、たまにダブルレインボーも見られます。

冬のサンセットは5時くらいと、夏と比べると日が沈むのが早いです。早く暗くなってしまうものの、クリスマスシーズンは華やかなイルミネーションを楽しめます!

ハワイの海水温度

ハワイの海水温度は平均23.3℃。年間を通して変化が少ないので快適で、冬でも太陽が出ていれば問題なく泳げます。曇りや風の強い日は寒いため、風邪をひかないようにご注意を。

1年中海で泳げるので、いつ訪れてもサーフィンやシュノーケルなどのマリンスポーツを楽しめるのが嬉しいですね。

ハワイの波

どのビーチでも夏の間は波が穏やかですが、冬は高波の日があり遊泳禁止のサインが出ることもあります。もしサインが出たらライフガードの指示に従うようにしましょう。

ワイキキやアラモアナエリアはいつも穏やかなので心配いりません。

オアフ島の北部「ノースショア」は、冬になると大きな波が押し寄せます。サーフィンのメッカとして有名で、毎年11月から12月にかけて、世界中からトップサーファーが集まる大人気イベント「トリプル・クラウン・オブ・サーフィン」を開催。

ハワイの季節ごとの服装

サングラスとサンダル

ハワイは1年を通して暖かいので、基本的には半袖半ズボンなど日本の夏に着る服装と同じもので快適に過ごせます

タンクトップやオフショルダーのトップスにショートパンツなど、南国らしい涼しげなファッションを楽しめるのが嬉しい。

スニーカーだと足元が暑いので、ほとんどの人がビーチサンダルやサンダルを履いています。スニーカーが必要なのは、運動をするときや山にハイキングに行くときくらいでしょうか。

一方で、ハワイの屋内施設は冷房が効きすぎていることもしばしば。そのため、薄手のパーカーやカーディガンなど長袖の羽織りがあると安心です。朝晩が冷える冬にも活用することができます。

長袖の羽織物が必要なのはこんなとき

・ショッピングセンター、スーパーマーケット
・映画館、美術館
・レストラン、ホテル
・送迎バス、路線バス、ツアーバス
・サンセットクルーズ、小型船のセーリングツアー
・ディナークルーズなど夜間のツアー
・山岳エリアなどへのツアー

また、帽子やサングラスもあると良いでしょう。ハワイの日差しはとても強く、紫外線で目が充血したり肌が火傷のようになったりします。特に5月〜9月は日差しが強いので注意です

日差し対策のため帽子やサングラス、ラッシュガードやパーカーを用意するほか、日焼け止めも塗っておくと安心。ハワイでは自然環境を守るため、サンゴに影響を与える有害物質を含んだ日焼け止めの販売・使用が禁止されています。

日本のものを持って行ってもいいですが、ぜひサンゴに優しい日焼け止めを使用してハワイの自然環境保護に協力しましょう。

ハワイのドレスコード

季節ごとというわけではありませんが、せっかく服装のことについて触れるのでドレスコードについても少し紹介します。

ハワイにおいてドレスコードというと「アロハシャツ」も入るのをご存知ですか?ビジネスマンや結婚式のゲストもアロハシャツを着用するんです。

先ほど、ハワイの基本的な服装は半袖半ズボンにサンダルと言いましたが、ドレスコードのあるレストランなどに入る場合は、正装する必要があるので気をつけましょう。

ドレスコードのある場合、避けたほうがいい服装とおすすめの服装はこちら。

避けたほうがいい服装
・Tシャツ、タンクトップなど襟のないトップス
・サンダル(女性の場合はかかとストラップがあり、足にフィットするサンダルはOK。ビーチサンダルはNG)
・ジーンズ、ラフな短パン、ミニスカート

おすすめの服装
(男性)
・アロハシャツやポロシャツなど襟つきのシャツ
・長ズボン+ベルト
・革靴かラフすぎないスニーカー

(女性)
・カジュアルすぎないワンピース
・ヒールか足にフィットするサンダル

また、同じレストランでもランチよりディナーの服装に気をつける必要があります。入店拒否はあまりありませんが、マナーとしてドレスコードのあるレストランに入る際は服装に注意しましょう。

ハワイにおける季節ごとの楽しみ方

年間を通して過ごしやすいハワイ。1年のどの時期に行っても快適な滞在を楽しめます。そんなハワイの1年間には、季節の行事をはじめ、イベントやセールなどさまざまな楽しみ方が。

ハワイの1月~3月イベント

ハワイの出雲大社

初詣、初日の出
年末年始はハワイで過ごす方も多いかもしれません。ニューイヤーのイベントとして、日本と同じように初詣が人気です。オアフ島にはハワイ出雲大社、ハワイ金刀比羅神社、ハワイ太宰府天満宮などがあり、初詣には多くの人で行列ができるほど。そのほか、ダイアモンドヘッド山頂・マカプウ岬などで、初日の出を見るツアーも大人気です。

ホエール・ウォッチング
冬のシーズンしか見られないのがクジラ。特にマウイ島はホエールウォッチングで有名です。沿岸からクジラを見ることができます。オアフ島では、タートルベイやマカプウ岬などにビューポイントがあるほか、ホエールウォッチングクルーズツアーも開催されます。

バーゲンセール
クリスマスの直後から「アフター・クリスマス・セール」が始まり、お正月には「福袋」も売り出されます。お買い物好きな方は、ワイキキに立ち並ぶ各店舗をはじめ、アラモアナセンターでショッピングを楽しんでみては?

ハワイの4月~6月イベント

ココ・クレーター・ボタニカル・ガーデンのピンクプルメリア

ハワイのお花
オアフ島では4月~6月がお花のシーズンと言われます。「ハイビスカス」「シャワーツリー」「プルメリア」「ブーゲンビリア」「イリマ」など、さまざまな美しいお花の開花時期。そこらじゅうからいい香りが漂います。ボタニカルガーデンやハイキングの道中でお花を楽しむのがおすすめ。

行事、お祭
ハワイの伝統行事やお祭りが多く開催されます。フラの祭典「メリー・モナーク・フェスティバル(4月:ハワイ島)」、「50th ステート・フェア(ハワイが50番目の州になったことを祝うお祭、5~6月:オアフ島)」、「キング・カメハメハ・デー(6月11日:ハワイ各島)」など、大小さまざまな催し物が各地で開催されます。

ハワイの7月~9月イベント

7月4日独立記念日
アメリカの独立記念日を祝う7月4日は、街中がお祝いムードに。アラモアナの花火を見に多くの人々が集まります。

夏のバーゲンセール
7~8月はショッピングセンターなど各お店でバーゲンセールが開催されます。セール期間はブランドごとに違うので、気になるお店のセール情報は事前にSNSなどをチェックしておきましょう!

ハワイの10月~12月イベント

ハワイアンセンター前のクリスマスデコレーション

華やかなイベントのシーズン
10月のハロウィン、11月の感謝祭(サンクスギビング)、12月のクリスマスと、ビッグイベントが続く期間で1年の中で最も華やかなシーズン。

Erika

筆者もこの時期のハワイがとっても好きで思い出が多いです。

特にサンクスギビングが終わった11月末からは、街やお店がクリスマスの飾り付けでより一層華やかに。お店の音楽もクリスマスソングになり、ホリデームードがなんともアメリカらしいです。日本よりも盛大に祝われるクリスマスの雰囲気がとっても素敵。

この時期は、ブラックフライデーやクリスマスセールなどの多くのセールがあるのでショッピングにもおすすめです。また、11月から始まるノースショアでのサーフイベントや、12月のホノルルマラソンなど世界的に人気のイベントも開催されます。

このように、ハワイは1年中ベストシーズンかつ楽しみ方もさまざま。毎年訪れるのであれば、時期をずらして違ったイベントやアクティビティにトライしてみるのもいいですね。

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まとめ

今回の記事では、ハワイの天気・気候と1年の服装に加え、季節ごとのイベントも紹介してきましたがいかがでしたか?

ハワイは1年中ベストシーズン。年間を通し多様なイベントや催し物を開催しているので、いつ行っても違う顔を楽しめます。

ハワイ旅行を計画している方は、ぜひ今回の記事を参考にプランを立ててみてくださいね!

Mahalo nui loa♡

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