皆さんは、ハワイで開催される文化・歴史イベントやフェスティバルをご存知ですか?
ハワイはアメリカ合衆国といえど、ユニークな歴史や独自に根付いた文化があります。そして、ハワイではそのような文化・歴史を祝うさまざまなイベントやフェスティバルが1年を通して開催されます。
今回の記事では、ハワイの文化や歴史に触れることができる1年のイベントやフェスティバル10をご紹介。
ハワイ旅行を計画中で、ハワイの文化や歴史が楽しめるイベントに参加してみたい方や、ユニークなハワイらしいフェスティバルを楽しみたい方はぜひチェックしてみてください!
マーティン・ルーサー・キング・ジュニア・ホリデー・パレード
2024年1月15日(月) 9:00〜
毎年1月に開催されるのは「マーティン・ルーサー・キング・ジュニア・ホリデー・パレード」。
公民権運動のリーダーで、人種差別をなくそうと尽力したキング牧師の栄誉を称えるパレードです。キング牧師は1959年にハワイを訪問し、ハワイ初の立法府で演説を行ったことでも知られています。
華やかなパレードは、アラモアナのマジックアイランドをスタートし、カラカウア通りを経てカピオラニ公園でフィニッシュ。
パレードを見ようと多くの人々がカラカウア通りに集まります。賑やかな雰囲気をぜひ楽しんでみてください。
チャイニーズ・ニューイヤー
2024年2月3日(土)
ハワイはアジア圏を含む多くの移民から成る州。そのため、さまざまな国のカルチャーイベントを楽しめるのも魅力です。
そのひとつに、中国の旧正月を盛大に祝う「チャイニーズ・ニューイヤー」があります。毎年2月に開催される本格的な中国のお祭りで、チャイナタウンは中国系の方をはじめ多くの人々で賑わいます。
特に、チャイナタウンにある「Chinatown Cultural Plaza(チャイナタウン・カルチャー・プラザ)」では、中国式獅子舞の「ライオンダンス」のポールショーがお祭りを盛り上げますよ。
また、プラザ内にはチャイニーズフードをはじめ、中国の雑貨など多種多様なお店が出店。チャイナタウンらしい活気ある雰囲気を楽しんでみてはいかが?
チャイナタウン近くにあるアアラ公園周辺にもお店が出店するので、そちらにもぜひ足を運んでみてくださいね。
ホノルル・フェスティバル
2024年3月8日(金)~10日(日)
毎年3月に3日間にわたり開催されるのは、「ホノルル・フェスティバル」と呼ばれるハワイ最大の日本文化交流イベント。
ハワイと日本の結びつきは非常に強く、今や人口の1割弱が日系、2割ほどは日本にルーツを持つとも言われています。そのようなこともあり、もっとお互いの歴史や文化を理解したいという思いから1995年にこのイベントが誕生したそう。
フェスティバル期間中は、ホノルル市内のさまざまな場所で日本各地のお祭りをはじめ文化・芸能・武道・スポーツ・手芸などに触れることができます。
ハワイの人たちが日本の文化を体験できる機会として多くの観衆で賑わい、ステージパフォーマンスやクラフト展示、パレード、花火などが盛りだくさん。
もちろん、ハワイにいる日本人にとっても多民族社会の文化を肌で感じることができる日になります。
レイデー・セレブレーション
2024年5月1日(水)
毎年5月1日のメイ・デーにカピオラニ公園で開催されるのは、ハワイの伝統的な祭典「レイデー・セレブレーション」。
州内でハワイの伝統文化を継承することを目的としたイベントです。
1836年にカメハメハ三世が結成した、由緒あるホノルル市営楽団「ロイヤル・ハワイアン・バンド」による演奏でイベントがスタート。
会場となるカピオラニ公園では、フラダンスショーやハワイアンミュージックの演奏、レイデークイーン&プリンセスの任命式、レイ・コンテストなどが行われ、ハワイの文化を肌でたっぷり感じることができますよ。
フードブースも出店し、1日中ハワイ文化を体感できるのが嬉しい。観光客も気軽に楽しめるので、ゴールデンウィーク期間にハワイを訪れる方は必見です!
ランタン・フェスティバル
2024年5月27日(月)
毎年5月の最終月曜日「メモリアルデー」の祝日には、戦争犠牲者への癒しや祈りを込めて「ランタン・フェスティバル」が行われます。
会場は、アラモアナ・ビーチパーク内のマジックアイランド。夜の海にランタンが流され、幻想的な美しい光景が広がります。
年齢や国籍などに関係なく誰でも参加可能で、もちろんハワイを訪れている日本人観光客も参加することができますよ。
近くのテントでランタンセットが配られるので、各自メッセージを書き込んだり飾りつけをしたりして世界に1つだけのランタンを作ります。そして、夕暮れ時にアラモアナビーチパークから思いを込めてランタンを流しましょう。
おごそかな雰囲気と夜の海に美しく輝くランタンで、通常とは一味違うハワイを感じられるはず。
まつり・インハワイ
2024年6月7日(金)~9日(日)
毎年6月に3日間にわたり開催されるのが、何千人もが参加するハワイ随一の大イベント「まつりインハワイ~Pan-Pacific Festival〜」。
こちらのイベントも、3月に開催される「ホノルル・フェスティバル」と同様、日本とハワイの友好関係の促進、相互理解の促進や多様性の尊重を目的に誕生しました。
イベント期間中にはワイキキやアラモアナエリアを中心に、フラ、チア、和太鼓、よさこいなどのライブパフォーマンスが繰り広げられ、ワイキキのカラカウア通りでは道路が閉鎖されブロックパーティーも催されます。
ハワイの人々だけでなく、世界各国からハワイを訪れている多くの観光客が日本の迫力ある伝統芸能・パフォーマンスを楽しんでいる様子を見ると、なんだか温かく嬉しい気持ちに。
ぜひロコや世界中から集まった人々と一緒に、イベントを楽しんでみてください。
キング・カメハメハ・セレブレーション
2024年6月11日(火)
毎年6月11日のハワイ州の祝日「カメハメハデー」には、カメハメハ大王を称える「キング・カメハメハ・セレブレーション」が開催されます。ハワイの伝統的一大イベント。
この日はオアフ島だけでなく、マウイ島、カウアイ島、ハワイ島などハワイ諸島全域でイベントやパレードなどが行われます。カメハメハ大王像の首にレイを捧げるセレモニーもライブ放送あり。
オアフ島では、ダウンタウンにあるイオラニ宮殿に面したキングストリートからパレードが始まり、ワイキキのカピオラニ公園まで続きます。
ハワイ州全体が賑やかな雰囲気に包まれるカメハメハデーは、ぜひダウンタウンに足を運んでハワイの歴史を感じてみてください。もちろんワイキキのカラカウア通りでパレードを楽しむのも◎
プリンス・ロット・フラフェスティバル
2024年7月中旬ごろ
(詳細がアップデートされ次第お知らせします)
毎年7月に開催される「プリンス・ロット・フラフェスティバル」は、メリモナークに次ぐハワイ最大級のフラフェスティバル。
1863年〜1872年にかけてカメハメハ5世として君臨し、かつて禁止されたフラを復活させたロット・カプアイワ王子を称え、毎年開催されています。
順位を競い合うメリーモナークに対し、プリンス・ロット・フラフェスティバルは非競技であるのが特徴。
フラカヒコ(古典フラ)フラアウアナ(モダンフラ)ケイキフラ(子供のフラ)クプナフラ(年長者のフラ)そしてオリ(詠唱)など、さまざまなタイプのフラをゆったりと楽しむことができます。
現在は、ホノルルのダウンタウンにあるイオラニ宮殿で開催。ハワイの歴史や文化に触れることができるダウンタウンは、必ず訪れたい観光スポットです。
メイドインハワイ・フェスティバル
2024年8月23日(金)〜25日(日)
毎年8月に開催されるのが、ハワイアンメイドのグッズや伝統工芸、ローカルフードを楽しめるイベント「メイドインハワイ・フェスティバル」。
ワイキキとアラモアナの間にある、ハワイ・コンベンション・センターで開催されています。
ハワイの伝統品をはじめ、バラエティ豊かなハワイアンメイドのグッズ、アパレル、ジュエリーから植物やローカルグルメまで、ハワイの特産品が大集合。フェスティバルには毎年400以上のブースが出店するんです。
オアフ島だけでなくカウアイ島やハワイ島など近隣の島からのレアなアイテムや、ほかではないユニークなお土産をゲットできるチャンス。
会場では、ハワイの人気アーティストによるライブ演奏なども行われ、ハワイの文化をたっぷり肌で感じられます。
アロハ・フェスティバル
2024年9月開催
(詳細がアップデートされ次第お知らせします)
毎年9月に開催される「アロハ・フェスティバル」は、アメリカ最大のハワイの伝統文化を称えるフェスティバル。
1946年にハワイの伝統を後世に伝えるため「アロハウィーク」として始まった、ハワイの音楽、ダンス、歴史の文化的祭典です。毎年テーマを掲げ、オアフ島をメインに約1ヶ月にわたり行われています。
中でも見どころは、開会式である「ロイヤルコート・オープニングセレモニー」や、9月第3土曜日に開催されるワイキキ最大級のブロックパーティー「ワイキキ・ホオラウレア」、最終土曜日の「フローラル・パレード」の3つ。
1ヶ月を通し、ハワイの伝統文化にたくさん触れることができます。9月にハワイに滞在する方は絶対に外せないイベント!
まとめ
今回は、ハワイの文化や歴史に触れることができる1年のイベントやフェスティバル10をご紹介しました。いかがでしたか?
1年を通して、さまざまなイベント&フェスティバルが開催されハワイの歴史や文化に触れるチャンスがあります。
ぜひ滞在中に開催されるものがあるのなら、ぜひ足を運んで体験してみてくださいね。
Mahalo nui loa♡