旅行で数週間〜数ヶ月間長めに滞在したいときや、留学や仕事、移住などで長期間住むという場合、どのように滞在先を探そうか迷ってしまいますよね。
この記事ではハワイでシェアハウス、シェアルームを探す方法を紹介します。
これからハワイに長期滞在予定のある方や、ホテルに泊まらず滞在費を抑えたい旅行者の方はぜひチェックしてみてください。


ハワイ・ワイキキの家賃相場

まず、ハワイの家賃相場について少しだけ説明しておきたいと思います。
ハワイの物価が高いことは有名ですが、家賃は高いです。
ワイキキ〜アラモアナエリア
シェア:700〜1,200ドル/月
1人暮らし:1,400ドル〜/月
中心部以外のエリア(カイムキ・カパフル・マッカリーなど)
シェア:600〜900ドル/月
1人暮らし:1,200ドル〜/月
友人などと2人以上でワイキキにあるコンドミニアムのシェアがおすすめ。電気水道代やインターネット代を含め一人約850ドル/月くらい。
家賃の相場はおおよそ日本の1.5〜2倍くらい。
特にワイキキ〜アラモアナエリアの家賃は高いです。
そんな家賃が高いハワイ(特に中心部)なので、ルームメイトとコンドミニアムや1軒屋をシェアする人がほとんど。
中心部では、若い学生だけでなく30代、40代以上の方までルームメイトと暮らしていることが多いです。
中心地から少し離れれば多少安くなりますが、通勤通学に不便だったり、治安が悪いなどの問題があるので、ワイキキ〜アラモアナエリア、カイムキエリアなどで物件を探すのをおすすめします。
ハワイに長期で住むのが初めての方には特に、学校や職場に近いところの方が安心。
ハワイでシェアハウス・ルームのメリットとデメリット
シェアハウス・ルームのメリット
シェアの1番のいいところは、家賃が安いことと、すでに家具が揃っていること。
そして、シェアハウス / ルームは知らない人たちと同じ空間に住むので、一気に距離が縮まります。
気が合えばすぐに友達になり、お出かけしたりバーベキュー、ハイキングに誘われたりと、友人の輪も広がることでしょう。
また、見ず知らずの土地で最初は不安にもなるので、一緒に暮らしながら生活情報などを教えてもらうと安心です。
シェアハウス・ルームのデメリット
ルームメイトとのトラブルは起こりがち。赤の他人と一緒の家に暮らすわけなので、小さいことから大きいことまでトラブルが発生します。
例えば、勝手に友人を宿泊させる、テレビの音がうるさい、掃除をしない、などなど。。。
他の国の人たちと暮らす場合には文化の違いも生じ、ストレスがたまることも多いよう。
また、キッチンを使う時間帯やトイレやお風呂に入るタイミングを見計らったりと気を遣わなければならず、家にいてもリラックスできないという声もよく聞きます。
ハワイでシェアハウス・ルームを探す方法

ハワイでシェアハウス、シェアルームを探すのにはWebサイトで探すのが一般的です。
ここからは、お部屋探しにおすすめのWebサイトをおすすめ順に見ていきましょう。
- びびなび
- Facebook マーケットプレイス
- Craigslist(クレイグスリスト)
※Facebook マーケットプレイスは日本で利用不可のため日本国内からサイトにアクセスできません。ハワイに到着してからアクセスしてみてください。
ハワイ・びびなび
びびなびはハワイに住む日本人向けに作られたサイトで、住まいの他にも仕事探しや仲間探しなど生活に役立つ様々な情報がたくさん掲載されています。
ホームステイも掲載されていことがありますよ。
現地に住む日本人の交流サイトとしても機能しておりとても便利です。
日本語でお部屋探しができますし、びびなびに掲載してある物件のオーナーは、日本人または日本語ができる方がほとんどなので安心です。
一番信頼できるサイトだと言えます。
びびなびでは自分が部屋を探しているということを掲載することもできます。
なかなか良い部屋を見つけられない場合は、自分から希望条件を入力して登録しておくと良いでしょう。
オーナーさんやルームメイトを探している人が連絡してくれるはずです。

びびなびでのお部屋を探しがやはり確実で安心。スムーズに対応してくれるオーナーがほとんど。
ショーイングもOKで、質問にもしっかり答えてくれる親切なオーナーが多い印象です。
また、びびなびには1週間〜短期で借りられるお部屋もあり、新居が決まるまでの仮住まいを探すのにもいいでしょう。
ホテルより安く滞在したい旅行客にもおすすめ。
Facebook マーケットプレイス
Facebook マーケットプレイスはFacebookが提供するサービスで、お部屋探しやものの売買のプラットフォームとして利用されています。
日本からサイトにアクセスできないので、ハワイに到着してからアクセスしてみてください。
現地の方が多く利用しているサービスで、びびなびにはない物件・お部屋がたくさん掲載されています。
利用者は現地の人がほとんどなので、連絡は英語となることがほとんど。
オーナーやルームメイトも現地の人の場合がほとんどなので、英語を上達させたい方はFacebookマーケットプレイスでお部屋探しに挑戦するのも良いでしょう。
信頼性に関しては、次に紹介する「クレイグスリスト」より詐欺物件は少ないので、あまり心配しなくても大丈夫。
相場はびびなびよりも少し安い〜同じくらい。
Craigslist
(クレイグスリスト)
クレイグスリストは掲載物件が一番多いサイトで、格安物件が見つけられる場合もあります。
しかし、詐欺物件が多いので要注意。
詐欺かそうでないかを見極められる方なら良いですが、英語のやりとりとなることがほとんどですし見極めるのは難しいのであまりおすすめしません。



先にデポジット(保証金)を指定の銀行に振り込んだら、鍵を郵送するというようなものは100%詐欺なのでご注意を!
「鍵を郵送するから先にデポジットを振り込め」という手口の詐欺はクレイグスリストに非常に多いようです。
鍵を受け取るまでは絶対にデポジットを振り込んではいけません。
本当に存在する目玉物件の場合もありますが、詐欺である場合が多いので注意して見極めましょう。
シェアハウス・ルームをおさえる時期
滞在予定日の1ヶ月前〜2週間前に部屋をおさえておけば問題ないといえます。
というのも、多くのオーナーは大体1ヶ月くらい前にお部屋の募集をネットに載せることがほとんど。中には即日入居可能というところもあります。
すぐに入れる方を優先するオーナーが多いので、逆に1ヶ月以上前に物件をおさえることは難しくなります。
ただ、相談可能な場合もあるので、早く決めておかないと不安という方は、気に入ったお部屋があったらオーナーに直接問い合わせてみるのがおすすめです。
ハワイお部屋探しの注意点
お部屋のショーイングは必須。
サイトに掲載してある写真が昔撮影されたもので、現在の見た目と全然違うなど、お部屋を見に行かないことわからないことがたくさんあります。
隣人がうるさい、ルームメイトが綺麗好きではない、虫がよく出るなど。
定期的に害虫駆除が行われているかも確認した方がいいです。
ショーイングをお願いする
- 気になるお部屋があったら、登録者(オーナー)にコンタクトを取る
- お部屋を見に行くことができるか聞く
- OKなら日時を決める
(NGなら、お部屋の写真や動画を送ってもらえないかお願いしましょう。) - 当日、約束した時間にお部屋に伺う
お部屋を見に行っても、その場で契約するのはおすすめしません。
他にも条件の良いお部屋が見つかることもあるので、後から後悔しないようじっくり考えてから決めましょう。
ハワイシェアハウス・ルームの注意点
デポジット(保証金)が必要


物件・お部屋を借りる際はデポジット(保証金)を払う必要があります。
デポジットの金額は家賃の1ヶ月分としているのが一般的なので、最初に部屋を借りる際は家賃2ヶ月分の資金を準備しておきましょう。
また、デポジットは退去する際に戻ってきますが、そこからクリーニングフィーが引かれることがほとんど。部屋に傷やダメージがあった場合も、デポジットから修理費を引かれます。
シェアハウス・ルームのルールをきちんと守る


コンドミニアムや一軒家をシェアする場合、キッチン・バスルーム・トイレなどは共有で、ベットルームのみプライベートという場合が一般的。
他人と住むことになるので、テレビなどの音量に気をつけたり、バスルームやトイレをきちんと掃除したりとお互いが気持ちよく生活できるように心がけましょう。
- キッチンを使った後綺麗にする。(生ゴミはすぐにごみシュートに捨てる)
- 共有スペースに自分のものを置きっぱなしにしない。
- シャワーを浴びた後は排水溝に溜まった髪の毛を取る。
- バスルーム、トイレ掃除をきちんとする。
- 洗濯機が部屋にある場合は、服を入れっぱなしにしない。
- テレビや音楽などの音量に注意する。
- 深夜の帰宅が問題ないか確認する。
- 勝手に友人を宿泊させない。(きちんと許可を取りましょう。)
ハワイ・ワイキキのおすすめのコンドミニアム
アロハラニ



私はアロハラニにルームメイトと一緒に住んでいました。
家賃は1ユニット月1,600ドルほどで、2人でシェアして1人850ドルでしたよ。
ユニットにはリビングルームとベットルームが1部屋あり、1人がリビングルームを、もう1人がベッドルームを使用するかたちで2人でシェアしていることが多いです。
小さなお子様のいるファミリーにもぴったり。
建物自体は古いですが、各部屋がそれぞれリノベーションして新しいお部屋もあり、プールやサウナ、小さなジムなどもあり設備が充実しています。
3ヶ月に1度は、ペストコントロールといって害虫駆除もしてくれます。ハワイではゴキブリなどの虫が多いのでペストコントロールを定期的に行っているコンドミニアムがおすすめ。
また、コンドの入り口には24時間スタッフが在中しているので安心です。
時々びびなびに掲載されていることがあります。
長期滞在者向けですが、ルームメイトを探している方(びびなび掲載者)が短期でもOKしてくれる場合があるので問い合わせてみましょう。
アイランドコロニー
アイランドコロニーは日本人に大人気のホテルコンドミニアム。単身の方が多く住んでいます。
家賃はオーナーによりますが1ヶ月1,400〜2,000ほど。家具が揃っている状態で貸してくれる場合がほとんど。
間取りは日本でいうワンルームですが、2人で住めるくらいのゆとりがあり、ラナイ(ベランダ)が付いているのでかなりゆったりしています。
それから東側のお部屋のラナイからはダイアモンドヘッドが見えますし、高層階からならワイキキ側の海も見え立地が最高。
また、一部ホテルとしても利用されているため、プールにジャグジー、サウナ、ジム、コンビニなどが大変充実しています。
こちらは、よくびびなびに掲載されています。
長期滞在者向けではありますが、バケーションレンタルや1ヶ月〜貸し出している場合もあるので、気になったお部屋があったら問い合わせてみましょう。



3ヶ月間ハワイに滞在するときは、よくアイランドコロニーのお部屋を借ります。
ホテルコンドなのでスタッフが24時間在中しセキュリティーがしっかりしていて安心。
プールやジャグジー、サウナやジムなどの施設を無料で利用できるのが嬉しいポイントです!




まとめ
今回の記事では、ハワイでシェアハウス、シェアルームの探し方とおすすめサイトを紹介してきました。探すときの注意点に気をつけて、自分にぴったりのお部屋を探してみてくださいね!



